トライオートのロジック紹介
トライオートの取引は「いくらで買うか」「いくらで売るか」「売ったあといくらで買うか」のルールを決め、ルールに基づき自動的に取引を繰り返します。
ルールはご自身で作成することもできますが、予め取引ツール内に搭載されているロジックを使うこともできます。
ここではトライオートに搭載されているロジックについてご紹介します。
1. FXのみのロジックは3種類搭載
FXのみのロジックはセレクトに「コアレンジャー」「ハーフ」「スワッパー」という3つを搭載しています。
外国為替相場は一定の範囲内で上がったり下がったりするレンジの動きをしやすいという特性があるため、FXのロジックは主に「レンジ相場」が得意なロジックが中心となります。
■コアレンジャー
コアレンジ帯とサブレンジ帯で2つの異なるルールが設定されます。
「コアレンジ帯」は、設定値の中心に売り注文と買い注文が設定されます。
「サブレンジ帯」は、コアレンジの上に売のサブレンジ帯、コアレンジの下に買いのサブレンジ帯が設定されます。
中心のコアレンジで細かく売買し、サブレンジでは大きな利幅で取引を行います。サブレンジでは、価格の戻りを想定した取引をするようデザインされています。
※損切り設定はしていません。
※両建てとなるタイミングがあるため、スプレッドが二重にかかる、スワップポイントで支払いが生じるなどのデメリットもご留意の上ご利用ください。
■ハーフ
想定レンジの中央値より上半分では「売り」のみ、下半分では「買い」だけのルールが設定されます。
想定レンジ内で売りまたは買い、どちらか一方の注文を設定するよりも必要証拠金や評価損失を抑えた運用が期待できます。
※損切り設定はしていません。
※両建てとなるタイミングがあるため、スプレッドが二重にかかる、スワップポイントで支払いが生じるなどのデメリットもご留意の上ご利用ください。
■スワッパー
高金利通貨の値動きにフィットするようデザインされており、利幅よりもカウンター値を大きくすることで徐々に買い下がる取引を行います。スワップポイントを得ながら、短期の反発を狙う設計です。
※損切り設定はしていません。
2. ETFのみのロジックは5種類搭載
ETFのみのロジックは「ショート」「スリーカード」「カウンター」「追尾」「ヘッジャー」という5つを搭載しています。
ETFのロジックは、ETFの長期的な値動きの傾向から右肩あがり、(上昇)相場を追いかけていくロジックを中心に、下落相場にも対応できるロジックが用意されています。
■ショート
相場が下がる局面で利益を狙う売り注文のロジックです。変動率を考慮し、高い価格での売り注文の利確幅は大きく、安い価格での売り注文の利確幅は小さく設計されています。
※損切り設定はしていません。
■スリーカード
設定の異なる自動売買3タイプを組み合わせ、上昇または下落トレンドが生じた局面で効率良く収益を狙う自動売買ロジックです。
※損切り設定はしていません。
■カウンター
相場下落時でも下落幅に応じてレンジを捉え、下落後の相場で一定の取引を目指すよう4つの異なるカウンター値(相場下落時の次の新規取引)が設定されている自動売買ロジックです。
※損切り設定はしていません。
■追尾
一定のレンジ幅に、各設定値が同一の連続注文を複数仕掛けています。レンジ幅は過去1年間の最大下落幅から算出しています。もみ合い相場やレンジ相場に強い自動売買ロジックです。
※損切り設定はしていません。
■ヘッジャー
フォロー値の異なる買い注文が上昇相場を追いかけて利益を狙う設定ですが、大きな下落局面では、売り注文を仕掛けて買い建玉の評価損失をヘッジする設定となっています。
※売り注文にのみ損切が設定されています。
3. FX・ETF共通のロジックは3種類搭載
FX・ETF共通のロジックは「ストラテジスト」「認定ビルダー」「ハイブリッド」という3つを搭載しています。
■ストラテジスト
ストラテジストは、金融の専門家であるストラテジストが「将来の相場予測」に基づいて作成したロジックとなります。
そのため、自動売買セレクトにおける過去の期間収益率やリスクリターン評価、推奨証拠金等は参考になりません。
自動売買プログラムを選択する際は、ストラテジストの解説レポートをご確認のうえ運用をはじめてください。
■認定ビルダー
認定ビルダーは、FXやETFのブロガーが作成したロジックとなります。
選択する際は、認定ビルダーの解説レポートをご確認のうえ運用をはじめてください。
■ハイブリッド
ハイブリットは複数の銘柄を組み合わせたロジックとなります。
相関性の低い複数の銘柄を組み合わせてポートフォリオを組むことで、収益獲得機会の増加やリスク分散が期待するものとなります。