トライオートの運用
この記事では、トライオートの取引の仕組みや運用の流れをご紹介いたします。
トライオートの運用
トライオートの運用は次の3ステップで行います。
① ルールをつくる
トライオートは新規、決済の注文をくり返しおこなうことで、自動的に取引し続けるサービスです。いくらで買うか、買ったあといくらで売るか、売ったあといくらになったらまた買うか、といった条件の設定を「ルール」と呼んでいます。
トライオートの取引をはじめるには、まずルールを決める必要があります。ルールは大きく、「つくる」ことと「えらぶ」ことができます。
「つくる」ための機能は「ビルダー」と「チャートメイク」と「テクニカルビルダー」をご用意しており、自分の予想する値動き、戦略をもとにルールを設定することができます。
「えらぶ」ための機能は「セレクト」をご用意しております。著名ブロガーや金融ストラテジストなどがつくったルールをえらぶだけでルールを設定することができます。
機能の特徴をご覧いただき取引をはじめてみましょう。
② 注文を仕掛ける
ルールを設定したら、運用に必要な資金があることを確認して、ルールを稼働させます。運用に必要な資金は、下記の2項目で確認できます。
●推奨証拠金
運用する際の参考投資資金。過去の値動き等を考慮し、相場変動時もルールが想定通り稼働し続けるための目安として表示しています。
●発注に必要な証拠金
ルールを稼働した際に、予定される指値、逆指値をすべて発注するために必要となる資金。ルールで想定する最大の建玉保有時に発生する必要証拠金とも考えられます。
※推奨証拠金、発注に必要な証拠金は、表示時点で計算されるものであり、将来の値動き等により変わります。そのためあくまで目安としてご参考ください。
ルールを稼働させたら、初回の注文(指値、逆指値)が発注されます。あとは対象銘柄の値動きが注文価格に到達すると、取引がはじまります。
稼働したルールはホーム画面のポートフォリオで確認することができます。
注文設定でルールの注文設定が表示されるので、必要ない注文を個別に選んで稼働を停止することで、資金効率を高めることができます。
③ルールを見直す
稼働後は定期的にルールの損益、対象銘柄の値動きを確認し、必要な場合にはルールを見直すようにしましょう。
運用ポイント① 評価損を抱えながら運用を継続します
トライオートは、中長期の運用でコツコツ利益を積み上げる戦略を得意としています。
短期的に大きな利益を目指す取引を行うものではないこと、また、評価損を抱えながら取引を繰り返すことを覚えておきましょう。
短期的な評価損で取引をすぐにやめずに相場状況と設定内容を確認しながら評価損とうまく付き合っていく必要があります。
運用ポイント② 資金管理を入念に
取引をくり返すトライオートの運用は、取引を継続することで効果を発揮します。しかし評価損などで資金の余力がなくなるとロスカットなど、予定した運用が続けられなくなるリスクがあります。
資金に対する建玉や発注している注文の状況を把握するための機能としてバランスメーターをご用意しています。「バランスが良い」状態を目指して資金を調整しましょう。
運用ポイント③ ルールを見直す
口座の状態が良好であっても、相場の値動きが予想を合わなくなりルールが仕掛けた注文の範囲から外れる場合があります。
稼働している注文の価格と銘柄の価格把握し、注文の範囲を超えそうな場合や、超えてしまった時はルールの見直しが必要なタイミングです。
運用しているルールの稼働を停止し、新しいルールへの切り替えを検討しましょう。
まとめ
トライオートはこのように「ルールをつくる→注文を仕掛ける→ルールを見直す」という一連のステップをくり返すことで、より効果を発揮するのが特徴です。
この仕組みと流れを理解したうえで、ご自身にあったルールを設定をお試しいただき、長期間にわたりトライオートの運用を継続できる状態を目指しましょう。