リピートエージェントとは
2024年6月11日
リピートエージェントとは
リピートエージェントは、値幅(レンジ)の中で繰り返し取引(リピート注文)を行うことで利益を狙うエージェントです。
リピートエージェントには通常リピート注文を行うために必要な、「注文レンジ」、「注文本数」、「利確幅」などの設定が備わっているため、選んで稼働するだけで簡単にリピート取引を行うことができます。
リピートエージェントの特徴
リピートエージェントのロジック
リピートエージェントはリピート注文を行うレンジの幅を過去レートの最大値・最小値をそれぞれ、上限・下限として決定しています。そしてレンジの上半分で売り注文、下半分で買い注文を発注する設定がされています。
売り買いを分けることによって、どちらか一方の注文を設定するよりも必要証拠金や評価損失を抑えた運用が期待できます。
リピートエージェントの取引
リピートエージェントでは決定されたレンジに応じて設定される「注文本数」「注文間隔」と利益を確定する幅である「利益幅」が決められています。
レンジの中に新規注文が「注文本数」の数だけ「注文間隔」に従って等間隔に発注され、価格が変動することによって注文が約定します。
決済の場合は、価格が「利確幅」の価格に到達したらポジションが決済され利益を確定します。
為替相場はレンジ相場を形成しやすく、このようにレンジ内を行き来することでコツコツ利益を積み上げるリピート取引は有効な手法とされています。
リピートエージェントの通貨ペア
リピートエージェントは「豪ドル/NZドル」と「ユーロ/英ポンド」の2つの通貨ペアを採用しています。この2つの通貨ペアはそれぞれ地理的に近いことにより、経済の状況や金融政策が類似する傾向が強いため、安定的なレンジ相場を形成しやすい特徴があります。
そのためレンジ内を行き来することで利益を積み上げるリピート取引と相性がいい通貨ペアとされ、中長期で収益を狙うことができます。
リピートエージェントの注意点
リピートエージェントで運用する際の注意点は「レンジアウト」です。
レンジアウトとは設定したレンジから価格がはみ出てしまうことを意味し、その際は大きな評価損を抱えてしまっている状態です。
対処法として、価格がレンジ内に戻るのを待つか、現在稼働しているエージェントは停止し新たなエージェントを稼働することを検討するのが良いでしょう。
※エージェントを停止してもポジションを残してご自身のタイミングで決済することが可能です。
リピートエージェントのメリット
リピートエージェントを利用するメリットを2点紹介いたします。
中長期に安定的な収益が狙える
レンジ内で価格が推移する限り、リピートエージェントは利益を積み上げていきます。相場の7割はレンジ相場とも言われているため、中長期で収益を狙うことができる方法であると言えるでしょう。
利確幅が自動で見直しされる
リピートエージェントは直近の相場の変動幅(ボラティリティ)に合わせて週次で「利確幅」の見直しを行います。
大きく変動する相場なら「利益幅」を広くし、小さく変動する相場なら「利益幅」を狭くすることで効率的に利益を積み上げることができます。
リピートエージェントの選び方
リピートエージェントは「探す」>「エージェント」>「リピート」からエージェントを選択できます。
例えば「リピート 1年」の場合は、エージェント誕生までの1年間分の値動きを参考に作成され、「リピート 2年」の場合は同様にエージェント誕生までの2年分の値動きを参考に作成されています。
ここでエージェント選びのポイントについてご紹介します。
エージェント選びのポイント
- 収益率を参考にする
- 現在の価格がレンジ幅内にあるかどうか
- 推奨証拠金を確認
1.「収益率」は1年であれば、過去1年間のシミュレーション結果として収益率が表示されています。
2. 設定を見て、レンジ幅が表示されているので直近の価格がレンジ幅内にあることを確認しましょう。レンジ内から外れてしまっている場合は、実質的に注文が発注されない状態なので稼働しても取引が始まらない状態になってしまいます。
3. 設定を見ると「推奨証拠金」が表示されています。推奨証拠金はそのエージェントを稼働する際の資金の目安になるので、ご自身の資金に合ったエージェントを選びましょう。
リピートエージェントの運用方法
リピートエージェントは冒頭でもお話した通り、価格がレンジ内を行き来することで利益を積み上げ、中長期的に安定した収益を目指します。
そのため、取引のはじめは評価損を抱えることがあります。この評価損は一時的なもので、価格が建玉価格より値上がり(値下がり)すると利益となります。
価格が設定レンジ内で推移している場合は半年間ぐらい様子を見てみるとよいでしょう。
本記事を参考にリピートエージェントを稼働し安定的な収益を目指しましょう。
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